花粉症がツラい季節は、花粉症薬を飲まなければ過ごせませんよね。。
でも、ひとつ心配なのが薬の副作用です。
薬によって、副作用の強弱はあるものの
「副作用のない薬はない!」
と、言われているほど薬にはつきものの副作用。
そこで今回は、口コミ効果が高いのに副作用の症状が少ないといわれている市販薬を3つご紹介したいと思います。
また、車の運転をする仕事の方や妊活中・妊娠中・授乳中の女性でも安心して花粉症対策ができる方法もあわせてご紹介するのでお見逃しなく!
先に、副作用のない花粉症対策を知りたいという方は、こちらからジャンプして下さいね。
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もくじ
花粉症薬5つの副作用とは?
副作用が少ない花粉症の市販薬をご紹介するまえに、花粉症薬の主な副作用の症状を5つご紹介します。
市販されている花粉症の飲み薬は抗ヒスタミン薬なので、
「花粉症薬の副作用」=「抗ヒスタミン薬の副作用」
ということになります。
それでは、抗ヒスタミン薬の代表的な副作用を順番に見ていきましょう。
- 眠気
- 太る
- 口の渇き
- 便秘
- 排尿障害
花粉症薬の副作用【眠気】
抗ヒスタミン薬の副作用としてもっとも知られているのがこの「眠気」です。
抗ヒスタミン薬には、第一世代の抗ヒスタミン薬と第二世代の抗ヒスタミン薬があります。
第一世代の抗ヒスタミン薬は、即効性があるのですが副作用として眠気を強く感じてしまいます。
また、第二世代の抗ヒスタミン薬は、改良され眠気を感じる副作用が少なく作られていますが、薬本来の効果が弱まっているというデメリットがあります。
つまり、眠気を感じる副作用を少なくしたい時には、第二世代の抗ヒスタミン薬が使われている花粉症薬を服用すると良いということですね。
花粉症薬の副作用【太る】
花粉症薬を服用すると、
「太る!」
という副作用を聞いたことありませんか?
「うわさ話で聞いたことがある。。」
という方も少なくないと思いますが、その噂はあながち嘘ではないのです。
その理由は、抗ヒスタミン薬の効果として、満腹中枢への刺激が弱まることがあげられます。
満腹中枢への刺激が弱まると、たくさん食べても満腹感がなかなか得られないので、余計に食べ過ぎてしまう結果太りやすくなってしまうということなのです。
また、抗ヒスタミン薬には、体脂肪利用を抑えてしまう働きがあるために太りやすくなるというデメリットもあります。
この太るという副作用も、眠気の副作用と同様に、第一世代の抗ヒスタミン薬よりも第二世代の抗ヒスタミン薬のほうが軽減されています。
ようするに、
「花粉症薬を飲んで太りたくない!」
という方は、第二世代の抗ヒスタミン薬が使われている花粉症薬を選ぶことが大切ということになります。
花粉症薬の副作用【口の渇き】
花粉症薬の副作用で眠気と同じぐらい有名なのが「口渇(口中や喉がかわいた状態)」です。
なぜそんなに口が渇いてしまうのかというと、花粉症薬の副作用で副交感神経が抑えられ、交感神経が優位のままになってしまうからなんです。
交感神経が優位になっていると、血管の収縮や血圧が上昇し、人は緊張をしている状態になってしまいます。
人はリラックスしている時は、唾液が十分に分泌されますが、緊張する場面ではのどがカラカラになってしまいますよね。
それは、交感神経が優位なままで、唾液の分泌量が減ってしまっているからなんです。
これは、抗ヒスタミン薬の抗コリン作用によるもので、就寝時やリラックス時に分泌されるコリンという生体物質を抑制してしまうことが原因です。
花粉症薬の副作用【便秘】
女性の方は、とくに気になる副作用としてあげられるのが「便秘」。
ただでさえ、便秘に悩んでいるのに、花粉症薬を飲むとさらに悪化してしまうなんて最悪ですよね。。
この副作用は、口渇の原因と同じく抗コリン作用の影響で胃や腸の働きが抑制されてしまうことが原因なのです。
なので、普段から便秘がちで、数日間スッキリできていないというタイミングで花粉症薬を服用することは避けたほうが良いかもしれませんね。
花粉症薬の副作用【排尿障害】
花粉症薬の副作用として「排尿障害」があります。
この排尿障害も、「口渇」「便秘」と同じ原因の抗コリン作用によるものです。
これは、排尿促進効果があるアセチルコリンの働きを妨げてしまうため、尿が出にくくなってしまうのです。
なので、
- 前立腺肥大症
- 慢性膀胱炎
- 糖尿病
など、もともと頻尿の症状がある方は花粉症薬の服用は控えたほうが良いでしょう。
副作用の症状が少ない花粉症の市販薬3選!
ここまで、花粉症薬の副作用について説明してきました。
その中で、抗ヒスタミン薬には第一世代と第二世代が存在して、第二世代のほうが副作用が軽減されているということが分かったと思います。
ようするに、副作用の症状が少ない花粉症薬は、この第二世代の抗ヒスタミン薬が使われている花粉症薬ということになります。
この第二世代抗ヒスタミン薬が使われている花粉症薬は、
ポイント
- 自動車などの運転をする人
- 危険を伴う機械の操作をする人
- 集中力が必要な作業をする人
- 記憶力や判断力を低下させたくない人
などに、おすすめです。
そこで、この章では第二世代の抗ヒスタミン薬を採用して作られている代表的な花粉症の市販薬を3つご紹介したいと思います。
使用するタイミングや場面によって、即効性のある第一世代抗ヒスタミン薬と副作用が軽減されている第二世代抗ヒスタミン薬を使い分けると良いかもしれませんね。
「副作用なし!」なのに花粉症対策ができる方法とは?
ここまで、花粉症薬の副作用と副作用が軽減されている第二世代抗ヒスタミン薬の市販薬をご紹介しました。
しかし、副作用が軽減されている第二世代抗ヒスタミン薬でも”軽減されている”というだけで副作用がないわけではありません。
なので、人の命に関わるような
- 運転
- 作業
- 操作
などの、仕事をされている方や
- 妊活中
- 妊娠中
- 授乳中
など、大切な赤ちゃんに支障をきたす可能性があるときには服用を避けたいものです。
ですが、花粉症の症状が強く出ているのに、何もせずに放置するのはツラすぎますよね。。
そんな時に頼りにしたいのは、副作用がない「食品」による花粉症対策です。
その花粉症に効果がある食品の中でも、最近とても注目を集めている「じゃばら」という果実をご存じですか?
ムズムズ対策ができる幻の果実「じゃばら」とは?
「じゃばら」とは、和歌山県にしか自生していない幻の果実と呼ばれている柑橘類です。
このじゃばらには、花粉症に効果があるといわれている「ナリルチン」が豊富に含まれています。
ナリルチンは、ほかの柑橘類にも含まれていますが、「じゃばら」はどの柑橘類よりもはるかに多く含まれているのです。
もちろん、じゃばらは果実なので花粉症薬のような副作用がありません。
なので、運転する仕事の方や妊娠中の方などから大変注目されている花粉症対策なのです。
しかし、幻の果実と呼ばれていることでもわかるように、じゃばらはどこでも手に入るものではありません。
もしも、幸運なことに手に入ったとしても、じゃばらは酸っぱくて苦いので、そのままで食べるのは大変です。
しかも、肝心な成分であるナリルチンは、果汁より果皮に13倍も多く含まれているので、効率良く摂取するには加工しなくてはいけません。
スロージューサーなどを利用すれば飲むことはできますが、けっして美味しく飲めるものではないのです。
そんな理由から、じゃばらの効果を得たい人はサプリメントで摂取するのが一般的になっています。
最近は、じゃばらの成分と乳酸菌など、花粉症に効果があるといわれている食品の成分を配合したサプリメントも販売されているので嬉しいですね。
そのサプリメントで人気なのが【くしゃみとおじゃらば】という商品です。
詳しいことは、くしゃみとおじゃらばの公式販売サイトで確認することができます。
【公式販売サイト】
おわりに
今回は、花粉症薬の副作用についてお伝えしてきました。
抗ヒスタミン薬には
- 第一世代抗ヒスタミン薬
- 第二世代抗ヒスタミン薬
があり、それぞれ副作用の強さが違うこともお分かりいただけたと思います。
また、じゃばらなど副作用がない食品のサプリメントを上手に利用して、ツラい花粉症の季節を乗り切ってくださいね。