蒸し暑い日中を過ごし疲れ果てて帰宅した後も、気温が下がらず熱帯夜。。
ただでさえバテてるのに、暑くて眠ることができず寝不足な日が続くと、何もかも集中することができずに充実した日々を送ることができませんよね。
だからと言って、エアコンを使用して寝ると体調が悪くなってしまうという人も少なくありません。
今回は、そんな時に役に立つ「暑くて寝れない時の対策法」をご紹介します。
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暑くて寝れない時の対策
暑くて寝れない悩みがあるのに、余計に寝付きが悪くなってしまう生活習慣があるのをご存じですか?
その間違った生活習慣を見直すだけで、大幅に睡眠の質を向上させることができるので是非実践してみてください。
シャワーだけで済ませていませんか?
夏以外は湯船に浸かる習慣があるのに、「夏は暑いからシャワーを浴びるだけ!」という方が多いのですが。。
じつはこの行動が非常にもったいない行動の1つなんです。
なぜもったいないのかというと?
その理由は、湯船に浸からないと睡眠の質を落としてしまう大きな原因になってしまうから。
それでは、湯船に浸かるとどんな良いことがあるのでしょうか?
まず代表的なのが、湯船に浸かり体を温めると、血液の循環が良くなり自律神経のバランスを整えることができます。
その結果、心も体もリラックスした状態を作り出すことができるんです。
また、人間は温まった体が徐々に冷めていく時に”眠気”を感じる仕組みになっているため、湯船に浸かると自然と質の良い睡眠を得られます。
しかも、湯船に浸かると傷ついてしまった細胞を修復する作用(ヒートショックプロテイン)もあるので、ストレスや疲れに強い体質になることもできます。
ヒートショックプロテインとは?
ヒートショックプロテイン(HSP)は、「ストレス防御たんぱく」とも呼ばれる成分で、細胞内の傷ついてしまったタンパク質を修復してくれる働きがあるため疲れにくい体を作ってくれます。
また、免疫細胞の働きも活発にし、免疫力アップのサポートもしてくれるので健康の維持にも一役買ってくれるのです。
良質な睡眠と蒸し暑い夏にも負けない強い体を得られる”湯船に浸かる入浴”は夏バテ防止に必須な行動と言えるでしょう。
でも、「暑くて寝れないのに湯船に浸かったらもっと暑くなるのでは??」という疑問が残ります。
次の章では、その疑問を解消する方法をご紹介します。
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パジャマを着る
あなたは、寝る時にどんなものを着用して寝ていますか?
もしも、スウェット素材のものを着て寝ているのなら注意が必要です。
なぜならば、このスウェット素材で作られたものは、熱がこもってしまうので就寝時には向いていないからです。
伸縮性に優れているスウェット素材は、確かに楽でリラックスできるかもしれませんが。。
熱帯夜の日はとくに「パジャマ」を着て寝ることが大切なんです。
その理由は、パジャマは寝る時に起こる人間の特性を考えて開発されているので快適に眠ることができます。
いっけん、「そんなに変化はないだろ。。」と感じるかもしれませんが。。
「嘘でしょ?」と思うほど、明らかに差が出るので一度体感してみることをおすすめします。
就寝時に身に着ける衣服は、想像以上に睡眠の質を左右する大切なものなので是非試してみてください。
どんな寝具で寝ていますか?
パジャマと同等かそれ以上に睡眠の質を左右するのが寝具。
寝具と一言で言っても、「枕」から始まり「枕カバー」「敷き布団」「掛け布団」「布団カバー」「シーツ」などなど多岐に渡ります。
蒸し暑くて寝苦しい夏にピッタリな寝具の特徴は、布団の中の湿度を快適に保てる「吸水性」と「速乾性」に優れた寝具です。
特に、直接肌に触れるシーツの素材は、湿度ばかりでなく体感温度にも大きな差が出るのでしっかりと選択したいものです。
最近は、表面温度が一般的なシーツと変わらないのに、体感温度に雲泥の差が出るひんやり感を得られるシーツが売っているので、上手に利用すると快眠に一歩近づくことができます。
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まとめ
今回は、エアコンや扇風機などの電気機器を利用した暑さ対策以外のものをご紹介しました。
暑さから逃れようと、冷やすことに目を奪われがちになりますが、まずは快適に眠れる環境づくりが大切なんですね。