自分で耳かきをしていると、本当にキレイになっているかどうか分からず、いまいちスッキリ感を得られませんよね?
子供の頃、お母さんにしてもらっていた耳かきの気持ち良さとスッキリ感を今でも実感したいと思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、自分自身でも気持ち良くできる耳かきのやり方とコツを分かりやすくご紹介したいと思います。
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耳かきのコツは耳垢のタイプを知ることから!
効率良く耳掃除をするためには、自分自身の耳垢のタイプを知ることが大切です。
耳垢のタイプを大きく分類すると
- ドライタイプ(乾性耳垢)
- ウェットタイプ(湿性耳垢)
の2種類に分けられます。
耳垢のタイプによって、耳かきの仕方も変わってくるので、まずは自分がどちらのタイプなのかチェックすることから始めましょう。
ドライタイプ(乾性耳垢)の特徴とは?
ドライタイプの乾性耳垢は、乾燥していてカサカサな耳垢です。
細かく粉状になりやすく、耳奥の鼓膜近くまで落ちやすいため、ヘラ状の耳かきではなかなかキレイにできません。
綿棒をローションやベビーオイルで湿らせてから耳掃除をすると効果的ですが、さらに耳垢を一掃できる便利グッズがあります。
それは、粘着タイプの綿棒で、粉状の乾性耳垢でも簡単に吸着させてスッキリできます。
その中でも、どれだけ耳垢が取れたか一目で判断できる黒色の綿棒で、綿の部分にリング状の突起がありデコボコしているタイプのものが人気がありオススメです。
ウェットタイプ(湿性耳垢)の特徴とは?
ウェットタイプの湿性耳垢は、ベトベトして粘着しているため、ヘラ状の耳かきで掃除するのが一般的です。
しかし、自分で耳かきをしていると耳の中が見えずに、耳垢を取り損ねてしまいがちなのが湿性耳垢の特徴でもあります。
そんな時に便利なアイテムが、ワイヤー状の耳かきです。
この先端がワイヤー状になっている耳かきは、耳垢を逃さずにゴッソリと耳の外まで運ぶことができます。
しかも、ヘラ状の耳かきよりもソフトに掃除ができるので、耳を傷つけて血が出てしまうなどのリスクも低く安心です。
耳かきの正しいやり方とコツとは?
間違った耳かきのやり方を実践してしまうと、耳中の皮膚や鼓膜を傷つけてしまうなど、耳鼻科のお世話になるような結果にもなりかねないので、正しい耳かきのやり方やコツを確認しておきましょう。
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耳掃除は耳の入口から1.5cmまで!
耳垢は、耳の奥から”かき出す”というイメージが強いかもしれませんが、じつはこれがNG行動なのです。
そもそも、耳垢の原因となる物質を分泌する耳垢線(じこうせん)は、耳の入口から1cm以内の部分にあるので、耳の奥まで耳かきを入れても意味がありません。
また、意味がないどころか、耳かきを奥の方まで入れてしまうと、余計に耳垢を奥に押し込んでしまうことにもなってしまうのです。
なので、耳かきをする時には、耳の入口から1cm以内の場所を掃除するだけで十分なのです。
しかし、耳かきが気持ち良いと感じるポイントは、皮膚が薄くなり神経との距離が近い”入り口から1cmを超えた部分”なので、この部分まで耳かきを入れないと満足感が得られないという方も多いと思います。
この場合、耳の入口から2cmを超えると危険域なので、1.5cmまでを限界点として耳掃除をすることを心掛けましょう。
耳かきをする正しい頻度や時間は?
じつは、耳垢は”自然に耳からこぼれ落ちる”ってご存じですか?
なので、耳の掃除は1ヶ月に1回すれば充分だと言う医師もいるほどなのです。
しかし、実際に1ヶ月に1回しか耳を掃除しないでいると、耳垢が目に見えて溜まり、身の周りの人に不快な印象を与えてしまうことにもなってしまいます。
したがって、他人から耳垢が見てとれない頻度である、1週間に1回程度の耳垢掃除がベストといえるでしょう。
耳掃除1回の所要時間は?
耳掃除1回の所要時間は、耳の負担を考え両耳合わせても2~3分で終了するように心掛けましょう。
また、耳の中が痒かったりすると、思わずチカラが入ってしまうものですが、耳中を傷つけるだけでゴッソリ耳垢が取れるということはけっしてありません。
耳掃除をする際には、チカラを抜いて優しくソフトタッチで行うことが大切です。
耳垢を一掃できたかチェックしたいならコレ!
ここまで、耳かきのやり方やコツ、便利なアイテムをご紹介してきましたが、本当に耳がキレイになっているか不安という方も少なくないと思います。
そこで、一人でも簡単に耳の中の状況を確認できる便利なグッズを紹介したいと思います。
そのグッズは「イヤースコープ」といって、耳の中の状況を見ながら耳掃除ができるという便利なアイテムです。
このイヤースコープは、耳かきの先端部分にLEDライトとカメラが付いていて、モニターやファインダー付きのディスプレイで耳垢を確認しながら耳を掃除できます。
なので、「絶対に耳垢を残さずにスッキリしたい!」という方には必須の便利グッズといえるでしょう。
まとめ
今回は、気持ちいい耳かきのやり方とコツについてご紹介しました。
耳かきはカサカサな乾性耳垢、または湿り気がある湿性耳垢のどちらにあたるかを判断して、そのタイプに適した掃除のやり方を実践することが大切です。
また、一般的なヘラ状の耳かきや綿棒だけではなく、耳掃除がやりやすいように考え尽くされた秀逸なグッズを利用することでストレスなく気持ち良く耳掃除できます。
中でも、イヤースコープは、いまだかつて見たことのない自分の耳の中の状況を見ることができるので、一度は使ってみたい魅力のあるアイテムですね。